「はやぶさ2」帰還カプセル、3月初公開 相模原市立博物館 3月5日まで申し込み

2020年12月に地球に帰還した「はやぶさ2」のカプセル(JAXA提供)

 昨年12月に地球に帰還した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが3月12~16日に相模原市中央区の市立博物館で初公開される。JAXA宇宙科学研究所の主催で、入場無料。

 「はやぶさ2」のカプセルは昨年12月に6年間、52億キロという長い旅を終え、地球に帰還した。カプセルの中に入っていた小惑星りゅうぐうの砂や石は現在、JAXA相模原キャンパス(同市中央区)で詳細な分析が進められている。

 新型コロナウイルス対策で、1枠当たり各40分間の入場時間を設け、定員は150人。12日は午後1時から同4時40分まで計4枠、13~16日は午前9時半から午後4時10分まで計7枠を設ける。

 観覧希望者は往復はがきに代表者氏名、住所、観覧人数(4人まで)、希望日時などを記入し、同市中央区高根3の1の15の市立博物館宛てに申し込む。3月5日必着。1枠150人以上の申し込みがあった場合は抽選となる。問い合わせは、市観光・シティプロモーション課電話042(707)7045。

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