佐久間寛志騎手がラストラン 今後は「いい馬を作っていきたい」と調教師目指す

ラストランを終え、引き上げてきた佐久間寛志騎手

28日付で引退する佐久間寛志騎手(36=栗東・渡辺厩舎)が27日、ラストランとなる阪神3Rの3歳未勝利戦で12番人気メイショウムートに騎乗し、6着と健闘した。

レースを終えた佐久間騎手は「デビューも阪神ダ1400メートルだったので感慨深かったです。(最初に所属した)鹿戸(明)先生の弟子で良かったと思いますし、お世話になった方々に感謝の気持ちです。生まれ変わっても同じ仕事をやりたいと思うくらい楽しい仕事でした。今後は馬と一緒に楽しみながら、いい馬をつくっていきたいと思います」と騎手人生を振り返った。

今後は栗東の渡辺厩舎で調教助手に転身し、新たな目標である調教師を目指す。

JRA通算成績=1953戦65勝(うち障害38勝)。重賞勝利=09年J・GⅡ東京ハイジャンプなど障害重賞3勝(すべてテイエムトッパズレとのコンビ)。

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