巨人・亀井が練習試合出場を回避 原監督「昨日、たくさん打ち過ぎて腰が…」

巨人・亀井

巨人の亀井善行外野手(38)が、腰痛のため27日に行われた広島との練習試合(那覇)を欠場した。

亀井は球場にこそ姿を見せていたが、大事をとって試合前の打撃練習などを回避し、試合への出場も見送られた。原監督は「カメは腰が痛いらしいぞ、ちょっと。昨日、たくさん打ち過ぎて腰が痛くなっちゃったんじゃないか!?」と笑顔で明かした。

前日26日の練習は打撃に特化したものとなり、野手陣は10か所を巡りながらさまざまなメニューをこなし、2時間近くバットを振り続けていた。指揮官は「離脱はしていないよ」としており、どうやら張り切り過ぎた反動がきてしまった模様だ。

1日からスタートしたキャンプも28日で打ち上げ。原監督は「普通に、一緒に飛行機に乗っけて帰ってあげようと思っているよ(笑い)」と口も滑らかだっただけに、深刻な状態ではなさそうなのはひと安心だ。

一方、亀井と同じ38歳の中島は代打で途中出場し、2打数1安打。指揮官は「ナカジは(亀井と)同い年だけど、ナカジは今日も元気。体の軍配はナカジに上がったな」とズバリ。焦る時期でも立場でもないだけに、まずは亀井の回復が待たれる。

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