テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(3月1日開幕、オランダ・ロッテルダム)に臨む世界ランキング43位の錦織圭(=日清食品)は男子シングルス1回戦で世界19位のフェリックス・オジェアリアシム(20=カナダ)と対戦することが26日に発表された。
負傷から復帰した錦織は、1月のツアー団体戦ATPカップ(オーストラリア・メルボルン)を経て、2月に全豪オープン(同)に臨んだが、2015年全米オープン以来となる4大大会の1回戦負けを喫するなど、ATPカップの2連敗を含めて今季は3戦未勝利となったが、本人は「復帰の道のりとしては悪くはないかなと思います」と語っていた。
オジェアリアシムは20歳ながらツアー準優勝7回と、次世代の有望株として注目の存在。2月の全豪オープンではベスト16入りを果たしている。錦織は2019年のバルセロナオープンで1度対戦しており、当時はストレートで勝利しているが、待望今季初勝利を挙げられるだろうか。
また、今大会ではマクラクラン勉(28=イカイ)と組んでダブルスにも出場を予定している。