広島の〝小兵コンビ〟が揃ってアピールに成功した。27日に行われた巨人との練習試合(那覇)ではドラフト6位・矢野雅哉内野手(22=亜大)と羽月隆太郎内野手(20)がともに4回の守備から途中出場。5回表の攻撃では171センチの矢野が二塁打で出塁すると167センチの羽月も安打で続く。
7回には矢野が粘って四球をもぎ取ると、負けじと羽月も適時打をマーク。矢野は9回にも安打を放ち2打数2安打1四球、羽月も3打数2安打1打点と結果を残した。初の開幕一軍を目指し必死のプレーが続く羽月は「まだまだアピールして一軍の戦力になれるように頑張りたい」と意気込めば、新人ながらハツラツとしたプレーを見せる矢野も「一打席一打席が自分にとって数少ないチャンス。一打席も無駄にすることなくやっていければいい」と腕をぶす。
二人とも体格は小柄ながら存在感は日増しに大きくなっている。