中日・根尾が途中出場でも結果出す 打率は3割4分8厘へ上昇

ヒットで出塁した根尾

中日・根尾昂内野手(20)が開幕一軍入りへのサバイバルに食らいついている。

27日の阪神との練習試合(北谷)で7回の守備から「8番・遊撃」で途中出場。8回には先頭で打席に立つと、相手3番手・西純から右前打を放った。「ストレート。甘かったので仕留められて良かったです」と振り返る。

これまで途中出場は2度あったが、安打は出ておらず、この日はスタメン以外でも、その存在感を発揮した格好だ。

25日の巨人戦(那覇)に続き2試合連続安打。これで対外試合では23打数8安打で打率は3割4分8厘へ上昇した。キャンプ中から好調をキープしており、京田との遊撃レギュラー争いに脱落しないように必死でしがみついている。

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