巨人・ウィーラーが2打席連続タイムリー 2週間の隔離期間に積んでいた「修練」とは

3回にタイムリー二塁打を放った巨人・ウィーラー(左)は、ノリノリでガッツポーズ

巨人のゼラス・ウィーラー内野手(34)が広島との練習試合(27日、那覇)に「4番・左翼」で出場し、2打数2安打2打点の大活躍。初回に左前適時打、3回に適時二塁打を放ち、5―1での勝利に貢献した。

好調の秘密は精神の安定だ。来日後、2週間の自主隔離期間を経験した助っ人は「頭の中でいろいろ考えたり、整理する時間になった」とメンタルトレーニングに費やしたという。

ベンチでは味方のプレーに心から喜ぶムードメーカーは「野球のキーはメンタル」と強調。試合中は「頭の整理をしっかりして野球に臨んでいる」と常に冷静に戦況を見つめていると明かした。

新助っ人スモーク、テームズの来日は遅れており、ウィーラーには開幕スタメンの可能性もある。「自分は最善の準備をして。自分のできることをやって、あとの判断は(首脳陣に)任せる」と日本7年目の助っ人は落ち着いていた。

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