長崎駅に“春到来” 駅員らの感謝を桜の花びらに

長崎駅に「さくら咲く通り」

 新幹線駅舎を建設中のJR長崎駅(長崎市尾上町)の仮設通路に、約40メートルの“桜並木”が登場。約1万枚の花びらが乗降客を出迎えている。
 通学生らの卒業を祝おうと、JR九州長崎支社が企画。社員らが紙を切り出し、味気ない仮囲いのパネルに飾り付けた。「たくさん乗ってくれてありがとう」「朝から元気な姿で学校へ向かう皆様の表情を見て駅員一同いつも元気をもらっていました」。353枚には、社員がこうした感謝や応援のメッセージを書き込んでいる。
 改札口周辺にも手づくりの花びらがたくさん飾られ、県内各駅員からのメッセージムービーを放映。新型コロナウイルスの流行でめっきり利用が減って寂しい駅に暖かい春が来たかのよう。

 


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