ロケット団・三浦が離婚暴露のサンドウィッチマンに感謝「愛のあるイジリで元気出た」

離婚発表のドタバタを告白したロケット団・三浦。左は相方の倉本剛

離婚を発表したお笑いコンビ「ロケット団」の三浦昌朗(46)が28日、離婚発表のドタバタ劇を本紙に語った。

三浦の離婚が明らかになったのは20日、同じ所属事務所のサンドウィッチマンが長野県で行われたライブでいきなり暴露したことで判明。同日深夜に伊達みきおと富澤たけしがブログでも書いたことで拡散され、三浦自身は21日になってやっとブログで発表した。

三浦は「実は自分の親に報告する前に、サンドの2人は僕の地元・山形のライブで暴露しようとしてたんです。その時はさすがにまずいと思い、やめてもらったんですが、結局、暴露されちゃいました」と苦笑い。

7年半の結婚生活を経て離婚したのは昨年12月15日。相方の倉本剛(43)にも言い出せずにいたが、妻との別居中から相談していたナイツ・土屋伸之から年末のラジオ番組のCM中に「どうなった?」と聞かれ、告白したのと同時に倉本には報告したという。

20数年来の付き合いがあるサンドの2人にも離婚を報告すると、1月の山形でのライブで「親御さんが客席にいるなら今日が(離婚報告する)チャンスじゃん。代わりに言ってやるよ」と言い出し、慌てて止めたとか。

2月になってようやく三浦が山形の両親に離婚を告白。それを聞いたサンドの2人は長野での1500人の観客を前に三浦の離婚を昼夜2公演で暴露した。

「サンドの漫才を舞台袖で見ていた僕が暴露の瞬間『やめろ~』と乱入したんですが、夜公演ではまた言うだろうな、と自分もピンマイクを付けて臨んでました」(三浦)

無名の新人時代に同じ事務所にいたことから、気の置けない長年の“同志”。サンドの2人はなんとか三浦の離婚を笑いにしようと、舞台とブログで盛り立てた。ナイツの塙宣之も「伊達さんに拡散するように言われたので」とブログに書き、三浦のブログのアクセス数は通常の30倍、芸人ランキング2位まで伸びたという。

芸人仲間に感謝する三浦は「愛のあるイジリで元気が出ましたね。日頃から著名人の結婚、離婚もネタにして、自分も離婚を経験していろいろ詳しくなったので、離婚を考えている人、ご相談に乗ります」と笑わせた。

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