阪神・チェンが初の対外試合で2回3安打1失点「いい打者の習慣とか分かってくればいい」

初の対外試合で33球投げた阪神・チェン

阪神の新助っ人チェン・ウエイン(36=前ロッテ)が28日の練習試合・ヤクルト戦(浦添)に先発し、2回3安打1失点とまずますの調整ぶりを披露した。昨季、在籍したロッテから移籍後、猛虎戦士としては対外試合初登場。「一番はテンポよく、投球リズムやバランスに重点に調整できればと思っていた」と四球なしの33球と理想的な球数で投げ切った。

初回二死から山田哲に本塁打を浴びると2回以降は「バッターも積極的に振ってきたので」とツーシームやカーブ、チェンジアップなど緩急も駆使した。

約1か月後の開幕へ向け、開幕カードに先発となれば、この日は痛打を浴びた山田や村上など、今後は敵打者の研究にも必須要素となる。「いい打者がたくさんいる。今はオープン戦という段階。どういう習慣があるというのは、今後分かってくればいいなと思う」とさらに状態を上げる必要性を口にしていた。

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