〝クリロナ2世〟J・フェリックスがライバルのレアル・マドリードに禁断の移籍?

シュートを放つフェリックス(ロイター)

〝クリロナ2世〟と称されるスペイン1部アトレチコ・マドリードのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(21)が〝禁断の移籍〟に踏み切りそうだ。

2019年夏にポルトガルの名門ベンフィカから移籍金1億2600万ユーロ(約153億円)で鳴り物入りでAマドリードに入団したフェリックス。そんなロナウドと比較されるポルトガルのエースについて、スペインメディア「ミオトラリーガ」が「ジョアンにはAマドリードを離れたいという願望がますます募っている。(ディエゴ・)シメオネ監督にうんざりしており、彼の代理人であるホルヘ・メンデスと一緒にチームを離れる考えを真剣に考えている」と退団を検討していると報じた。

今季も6ゴールと首位を快走するチームをけん引しているが、以前からシメオネ監督との確執が噂されている。最近もスタメンから外す試合がたびたびあり、起用法にも不満を抱いているようだ。

そこでフェリックス側は退団の準備を開始。その候補がまた波紋を呼びそうだ。

「レアル・マドリードが昨年彼のサインを検討したことを覚えておく必要がある」と同メディア。同じマドリードを本拠地とするライバルチームへの移籍を企てているというのだ。

Rマドリードでは現在チームの大改造計画を進めており、フランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペ(22)やドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)などの獲得に乗り出している。クリロナ2世が〝超銀河系軍団〟の一員となるのか、今後の動向から目が離せない。

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