〈北國銀行ハニービー・日本リーグ〉逆転1位でプレーオフ イズミに30―28 14日決勝 

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豪快にシュートを放つ北國銀行の秋山=金沢市総合体育館

 ハンドボール第45回日本リーグ女子(28日)2位の北國銀行ハニービーは金沢市総合体育館で1位のイズミメイプルレッズ(広島)とレギュラーシーズン最終戦を交え、30-28で競り勝ち、通算13勝1分け2敗のトップでプレーオフ進出を決めた。

 イズミとこの日勝利したソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(鹿児島)が13勝3敗で並び、当該チーム間の得失点差でイズミが2位、ソニーが3位、三重バイオレットアイリスが9勝2分け5敗で4位となった。

 東京・駒沢体育館で行われるステップラダー方式によるプレーオフは12日の1回戦でソニーと三重、13日の準決勝でイズミと1回戦勝者、14日の決勝で北國銀行と準決勝勝者がそれぞれ対戦する。

 佐々木春乃のシュートで先制した北國銀行は前半、新人の相澤菜月、中山佳穂も得点して優位に試合を進めた。しかし、4点リードから4連続失点を喫し、15―15の同点で折り返した。

 後半、北國銀行は角南唯と秋山なつみの2連取で再び主導権を握った。この後、3連続ゴールを許すなど苦戦したが、1点リードから永田美香、大山真奈、秋山の3連続得点で突き放し、田邉夕貴が要所でゴールを奪って逃げ切った。

〈ナイスプレー〉豪快サイドシュート
  右から秋山8点 左から田邉6点

 右サイドから秋山が8得点、左サイドから田邉が6得点を挙げ、プレーオフ1位通過に貢献した。

 敗れると3位通過となり、7連覇を果たすには1回戦、準決勝、決勝と3試合を勝ち抜かなければならない。それだけに負けられない最終戦だったが、2人の口から「きょうはハンドを楽しもうと頑張った」と意外な言葉が出た。

 素早いパス回しからシュートを放ち、相手ゴールネットを揺らした秋山と田邉。ゴールを奪う度に笑顔を振りまきながらガッツポーズを繰り出し、スタンドから拍手喝采を浴びた。

 昨季はコロナ禍でプレーオフが中止され、レギュラーシーズン1位で優勝。不完全燃焼だっただけに今季にかける意気込みは強い。

 通算300得点を達成した秋山は「みんなで戦う」。田邉は「しっかり準備する」。荷川取義浩監督は「30点を取り、20点に抑える」ときっぱり。一発勝負にそれぞれが燃えている。

左サイドから6得点を挙げた田邉