だいち2号「六芒星」捉えた 奥州の佐々木さん、小学校校庭に反射板12個設置

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赤枠の中心部に写った六芒星。水沢南小の校庭に反射板を並べて作った(JAXA提供)

 岩手県奥州市の会社経営佐々木孝さん(65)が、地上に作った六芒星(ろくぼうせい)を衛星画像に写すことに成功した。「六芒星は魔よけの意味があるとされる。コロナ禍のいま、医療に従事している人にささげたい」と話す。
 宇宙をテーマに学習活動をする日本宇宙少年団の「(陸域観測技術衛星)だいち2号に写ろうプロジェクト」の一環。上空通過に合わせて2月18日午前11時42分、水沢南小の校庭に直径30メートルの大きさで六芒星の形に反射板を12個設置し、撮影してもらった。
 だいち2号は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用し、上空628キロから地上に電波を照射し、返ってきた電波で画像を作る。反射板はアルミホイルを張った約70センチ四方の板を組み合わせたものだが、だいち2号は小さな六芒星の形を捉えた。
 小さい頃から天体観測が好きで、日本宇宙少年団のリーダー(地域での指導員)を務める佐々木さん。「画像が届いたときは『やった』という気持ち。子どもたちの将来も輝いてほしい」と六芒星に願いを込めた。

撮影に使った手作り反射板と佐々木さん