レイズ・筒香 OP戦初戦「6番・左翼」で先発出場も2打数無安打

筒香(ロイター=USA TODAY)

レイズの筒香嘉智外野手(29)は28日(日本時間1日)にフロリダ州ポートシャーロットで行われたオープン戦初戦のブレーブス戦に「6番・左翼」で先発出場し、2打数無安打1三振だった。5回の守備から退いた。試合は7回制で行われ、レイズが9―7で勝利。球団発表によると、収容7670人に対して1127人が観戦した。

第1打席は2回先頭で回ってきた。マウンドは相手先発で2017年のドラフト1巡目(全体5位)の右腕カイル・ライト(25)だ。フルカウントからの6球目を中飛に倒れた。

第2打席は3回無死一塁で左腕ショーン・ニューカム(27)とマッチアップ。カウント1―2と追い込まれると速球に見逃し三振を喫した。

結果は出なかったが「初めての試合ということで、自分が今日やりたいこともできたし、充実した2打席だった」と振り返った。

筒香は昨季はメジャーデビュー戦の7月24日のブルージェイズ戦で3打席目にメジャーを代表する左腕の柳賢振から左中間へ2ランを放って絶好のスタートを切ったが、その後は対応に苦しみ打率1割9分7厘、8本塁打、24打点で終了。ポストシーズン(PS)では同じ左翼のアロザレーナがPS記録の10本塁打と爆発し、先発出場は20試合中3試合にとどまった。キャッシュ監督は一塁でも起用する構想を示しているが、レギュラーシーズンでの出場機会を確保するためにはオープン戦での結果が求められる。

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