【フロリダ州ブラデントン28日(日本時間1日)発】ゴルフの世界選手権シリーズ「ワークデー選手権」(コンセッションGC=パー72)最終日、7位から出た松山英樹(29=LEXUS)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし、通算8アンダーの15位に終わった。
出だしの1番パー4でいきなりボギー発進。3番パー5でバーディーを奪ったものの、5番パー4では2メートルのパーパットを外した。8番パー4の2打目を2・5メートルにつける好ショットで盛り返したが、後半に入ってもボギーとバーディーが1つずつとリズムに乗れないまま終盤に突入した。
優勝は絶望的になり、トップ10入りが目標となった最終18番。ここに落とし穴が待っていた。ティーショットはフェアウエーだったが、2打目をグリーン右の池に入れるミス。4オンを狙ったショットも寄せきれず。まさかのダボでうなだれた。
ホールアウト後は「先週まで悪かったショットは良かったが、パッティングが昨日、今日と崩れた。時間はないが、立て直していきたい。優勝争いという状況で、自分のパット、ショットはここ何年も打てていない。でも進歩している部分もあるので、そこを次につなげていきたい」と前を向いた。
優勝は通算18アンダーでコリン・モリカワ(24=米国)が4勝目。稲森佑貴(26=国際スポーツ振興協会)は3オーバーの48位だった。