朝倉未来企画の格闘技イベントにシバターが苦言「コレじゃない感がすごい強かった」

シバター

格闘家・朝倉未来(28)がスペシャルアドバイザーを務める新規アマチュア格闘技大会「BreakingDown」に“RIZIN無敗の男”人気ユーチューバー・シバター(35)が「コレじゃない感がすごい強かった」と苦言を呈した。

シバターは1日に自身のユーチューブチャンネルで「朝倉未来の立ち上げた大会を見た感想を厳しく言います」のタイトルで動画をアップ。この「BD」は1分1Rの超短期決戦で行われるアマチュア総合格闘技大会でリングは米国のUFCと同じ直径9メートルの金網が設定されている。この会見が2月末に行われ、テストケースとしてのエキシビション「第0試合」も行われていた。

シバターは「コレじゃない感がすごい強かった。俺が好きな格闘技じゃない」とバッサリ。3試合行われた「第0試合」の内容には「格闘技をやっている人の戦いじゃない。ユーチューバー、素人のケンカみたいなものをやらせたんだけど、格闘技の攻防のようなものはなかった。俺が好きな格闘技じゃなかった」とダメ出し。テクニックの応酬、駆け引き、戦略などがなかったという。

「オレや未来君の出身である『ジ・アウトサイダー』のようなものを目指しているのかもしれないけど…」と企画意図は汲みつつも「少しも面白いと思わなかった。格闘技の〝実験〟にはならないな」と発展性に疑問符をつける。

あと「危ないなと思った」と重大な危険性を指摘。経験がなく、防御術を知らない素人は、想定外の攻撃を防げずに命にかかわりかねないという。

さらには内容だけでなく、大会名にも「名前が悪い。検索しづらい。ライジン、プライド、ヒーローは割と簡単に検索しやすいけど、ブレイキングダウンは長い。略しにくいし。まあ、どうでもいい。サブのサブの話なんだけどね」と続けた。

朝倉未とシバターは良好な関係性を保っているが「言いたいことは言う」のがシバター。この提言を朝倉未はどう受け止めるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社