『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』ガンダムシリーズとして最初に観る作品としてオススメ?

(C)創通・サンライズ

低GI食品として注目を集めている「明治アーモンドチョコ」と大人気アニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』がコラボレーションした、「明治アーモンドチョコレート×『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』キャンペーン」が3月1日からスタートした。

今回の企画で採用作品となっている、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は、1988年に公開された劇場アニメ作品で逆シャアの略称で知られるが、ガンダムシリーズの入りとしての作品としてはオススメのひとつだ。ここでは、なぜオススメなのかを理由を5点ほど紹介しよう。

その1:尺が120分であるということ

ガンダムシリーズは基本地上波放送なので、作品の全体を確認するためには、どのシリーズも1話24分の話を、26~50話程度の話を観なくてはならなので時間がかかる。しかし、同作は、劇場版ということで120分にまとまっており、他作品との連動性こそあるが観ないと分からないというレベルではないので、ガンダムとはどんなものかを理解するには適しているといえる。

その2:アムロとシャアの因縁の終着点であること

おそらく世間一般的にガンダムシリーズにおいて一番知名度が高い、アムロとシャアのライバル対決の終着点が同作となっている。この作品で、どうしてこういった関係性になったか気になった人は、「ファースト」と呼ばれる、『機動戦士ガンダム』を観るといいだろう。また、時間がない人向けには、三部作として再編成した劇場版『機動戦士ガンダム』もある。

その3:『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』など、「UC NexT 0100」への連続性

現在、ガンダムシリーズでは、「UC NexT 0100」と題して、シリーズで使用している紀年法ひとつであり一番有名な「宇宙世紀(U.C.)」の拡張を2018年から行っている。それら現在展開中の「UC NexT 0100」作品は宇宙世紀0093が舞台の逆シャアをターニングポイントとしており、視聴しておくとより新作への理解が広がる。

特に今年の5月に劇場公開予定の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、逆シャアにも登場するハサウェイ・ノアを主人公としており、前日談は抑えていた方が楽しめるだろう。

その4:画的にそんなに古くないこと

よくガンダムファンに話を聞くと「宇宙世紀」系作品に関して、観始めを映画『機動戦士ガンダ』の三部作という人が多いが、70年代の名残がある「昔のアニメ」感が非常に強い作品で画的に拒否反応のある人も多いのも事実。逆シャアの場合は、ファーストよりその古臭さはない。

その5:セル画再全盛期の作画であること

とにかく逆シャアの戦闘描写は迫力がある、セル画の時代の戦闘作画においては最高到達点のひとつであるだろう。劇中ではMS(モビルスーツ)がとにかくよく動く。また、単機同士ではなく、中隊・大隊規模のMS集団戦闘が多いのも同作の魅力だ。現在のデジタル処理やCGを使った質感とは違うので、00年代以降の作品になれた人だと別の意味でも面白いかもしれない。

戦闘シーンは玩具としての側面を持つガンダムシリーズにとっては最も重要な演出のひとつだ。現在こそ、ガンダムシリーズは積極的に大人がユーザーになる作品となったが、当時は子供需要のウエイトが今より高かった。そのため、ドラマは理解しづらい子供を飽きさせない演出が随所に見られる。

以上がンダムシリーズの入りとしての作品として逆シャアがオススメの理由だ。ちなみにキャンペーンでは、明治アーモンドチョコレートオリジナルカラーνガンダムプラモデルか、オリジナルQUOカード(240円×4枚)&シャア専用アーモンド5個セットが抽選で合計4,800名に当たる企画となっている。(斎藤雅道)

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