イ・ジュヨンの顔・手足のアップ まるでスポーツキャンペーン? 「野球少女」韓国版ポスター

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プロ野球選手を目指す天才野球少女スインを描いた映画「野球少女」の劇場公開(3月5日)を前に、韓国のデザイン会社“propaganda”(プロパカンダ)制作による韓国版ポスター10点が公開された。

10点のポスターには、イ・ジュヨン演じるユニフォーム姿のスインが太陽の光を浴びるもの、グローブを構えるスインのアップなど、スインにスポットを当てたデザインのほか、キャッチャー視点でマウンドのスインをとらえるユニークな1枚もある。また、ボールを拾い上げる手、グローブの中でボールを握る手など、投球までの瞬間をアップで切り取ったものもある。

韓国版ポスターを制作した韓国のデザイン会社“propaganda”(プロパカンダ)は、BTSのライブツアー映画や韓国版「溺れるナイフ」のポスターなどを手掛けるクリエイティブ集団。観客を誘惑して映画館に足を運んでもらうという、いい意味での「宣伝、扇動」の思いが“propaganda”の名前に込められている。

“propaganda”のチェ・ジウン氏はインタビューで、「一番大事なのは俳優がアマチュアの野球選手のように見えてはいけないということ」「役になりきった主演俳優のイ・ジュヨンさんの表情とポーズがとても良かった」と述べている。また、ポスターを創造する過程では、「典型的な映画ポスターというより、多様な角度から野球選手を見せてくれるスポーツキャンペーン広告のように見せたかった。手と足をクローズアップしたり、横顔と後ろ姿だけを見せたり、ローアングルの独特な構図にした」と説明している。

「野球少女」は、最高球速134Kmを誇る”天才野球少女”のチュ・スインが、プロ野球選手を目指す姿を描いた作品。チュ・スインを演じるのは、「梨泰院クラス」で演じたトランスジェンダーの料理長役が話題となり、アジアアーティストアワード2020でアイコン賞を受賞する活躍を見せているイ・ジュヨン。約40日間にわたって独立リーグの選手たちと訓練を受け、すべての野球シーンをスタント無しで挑んでいる。

野球少女
2021年3月5日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
配給:ロングライド

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