きょう1日（月）午後は、東日本など晴れる地域もあるが、次第に雲の広がる所が多そうだ。北海道は夕方から雪の範囲が広がり、西日本でも今夜遅くにかけて雨が降り出す見込み。なお、あす2日（火）は発達する低気圧の影響で、全国的に風が強まり、荒れた天気となるおそれがある。

2日（火）大荒れ　横殴りの雨

　発達する低気圧や前線の影響で、西日本は今夜から2日（火）昼ごろにかけて、東・北日本は2日（火）の日中は風や雨が強まり、太平洋側を中心に局地的に激しく降る見込み。強風や高波、急な川の増水、落雷や突風などに注意が必要で、北陸の山地など積雪が多い地域では、前線が通過するまでは気温が高くなるため、なだれに対しても注意が必要となる。

2日（火）北海道は大雪やふぶき

　北海道は、1日（月）夕方以降は雪の降り出す所が多く、2日（火）朝から3日（水）にかけては、日本海側だけでなく太平洋側でも大雪となる所がある見込み。大雪やふぶき、吹きだまりによる交通障害、強風、高波に対して十分な注意が必要だ。

気温変化に注意

　1日（月）午後は南風の影響で全国的に気温が高く、特に九州北部や山陰、北陸では20℃を超えるなど、4月下旬から5月上旬並みまで上がる見込み。東・西日本は今夜以降も気温が高い予想だが、前線が早い時間に通過する西日本では、2日（火）日中は一転して気温の下がり続ける地域が多くなりそうだ。北陸は場所によって、2日（火）未明に20℃近くある気温が、昼には5℃くらいまで下がる可能性がある。東京あたりでも、2日（火）昼過ぎから夕方にかけて、雨とともに急に気温が下がるため注意が必要だ。

（気象予報士・高橋和也）