テレ東の経済番組「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」の放送日時が移動

テレビ東京系で放送中の「ガイアの夜明け」(火曜午後10:00)と「カンブリア宮殿」(木曜午後10:00)は、4月から放送日時が移動。更にパワーアップをした経済番組を届ける。

「ガイアの夜明け」は、2002年4月にスタートしたドキュメンタリーという分野に経済的な視点を入れた番組。“ガイア”というタイトル通り、日本のみならず地球規模で起きているさまざまな事象に立ち向かい、奮闘する人々を取材している。20年1月には、番組の顔となる3代目案内人として女優・松下奈緒を起用している。4月2日からは金曜午後10:00スタートとなる。

報道局・清水昇チーフプロデューサーは「『ガイアの夜明け』は、今年の春で19年目を迎えます。タイトルに“夜明け”という言葉があるのは、番組が始まった当初景気が悪く、日本全体が暗く感じたからです。今も新型コロナウイルスの影響で、鬱屈(うっくつ)とした世の中ですが、頑張る人たちを取材し放送することで、テレビを見ている人に元気と勇気を与えたいと思っています。週末に『ガイア』を見てたっぷり充電し、週明けにはつらつと働いてもらえれば幸いです」とコメント。

また、「カンブリア宮殿」は06年4月に開始し、企業のトップを始めとする多彩なゲストを迎え、作家・村上龍氏の独自の視点と女優・小池栄子からの等身大の質問を通して、企業や経営者の本質に迫ってきた。

誰もが知る大企業はもちろん、ユニークなビジネスで成長する知られざる企業まで幅広く取り上げ好評を博してきた同番組は、4月1日から、現在より1時間ほど遅い、木曜午後11:06スタートとなる。

報道局・桧山岳彦チーフプロデューサーは「『カンブリア宮殿』はおかげさまで15周年、これを機に放送時間が変わります。番組の顔である村上龍さん、小池栄子さん、番組開始以来の不動のコンビは変わりません。番組では“コロナ禍の今、ピンチこそチャンス”とばかりに逆境に屈せず、果敢に挑戦する経営者の言葉や企業努力を映像にして、よりリアルに伝えていきたいと考えています」と意気込んでいる。

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