54歳になったキングカズ、アジアサッカー連盟に心境を語る「サッカーを辞める選択肢はない」

 横浜FCの三浦知良は54歳の誕生日を迎え、アジアサッカー連盟(AFC)のWebサイトで現在の心境を語った。

 三浦は2月26日に54歳の誕生日を迎え、先日2022年1月まで契約延長を締結。Jリーグ史上最年長記録を更新し続けており、これまで中田英寿やパトリック・エムボマ、ドワイト・ヨークなどプロ36年の長いキャリアで多くのレジェンド達とプレーしてきた。AFCのオフィシャルサイトのインタビューに応じた三浦は、コロナウイルスのパンデミックや今後の抱負などさまざまな話題に答えている。

「横浜FCから契約オファーを受けた時、自分がプレーしたいのは分かっていたから決断するのに時間はかかりませんでした。若い選手とトレーニングすることになるので、生半可な気持ちではなく自分の心や身体と相談して決めました。18歳の時にブラジルのサントスと契約した時から、こんなに長くピッチに立つことになるとは思ってなかったです。毎年、全力でサッカーに打ち込んでいたから続けられたのかも知れません」。

「コロナウイルスが流行して日本に緊急事態宣言が出た時は、今後どうなるか不安になりました。日常生活やサッカー選手としての仕事がどうなるかと思っていたけど、多くの人の努力のおかげでJリーグが再開され、感染対策をしていつも通り試合ができてよかったです。今シーズンはスタメンで1試合でも多く出場したい。10位以内に入るという目標に向かって、チームのために全力を尽くしたいです」。

キング・カズが現在の心境を語る※Photo Koji Watanabe

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