阪神の新選手会長・近本光司が粋な挨拶でキャンプ締め「今年からは黄金期に入ります」

新選手会長として締めの挨拶を行った近本

今季から阪神の選手会長を務める近本光司外野手が、最終日となった1日の沖縄・宜野座キャンプで粋な挨拶でチームの士気を高めた。最終日の練習を終えたチームは、メイングラウンドに矢野燿大監督(52)ら首脳陣、全選手やスタッフ全員が集合。1か月のキャンプを終えるにあたり、全員で円陣の輪を作ったなかで、選手会長がスピーチした。

「今年はコロナの影響で少し無観客のキャンプで少し寂しい部分もありましたが、監督、コーチをはじめチーム全体で盛り上がったキャンプを送ることができました。ここ数年、チームの年齢層も若くなり過渡期を迎えましたが、今年からは黄金期に入ります」と高らかに宣言。最後は一本締めで締めた。

「選手会長にならないと気づけなかった部分でもあったかなと思います」と今キャンプでは選手宿舎でもルーキーや年下の若手たちに声もかける機会も増えたと言う。個人としては盗塁王と100得点を目標に不動の1番打者としての働きが期待される26歳は、今年から選手会長として、新キャプテンの大山とともに、チームのまとめ役としての役割も全うしている。

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