感染症対策室 大村市が設置 ワクチン接種体制強化

 新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた体制強化のため、長崎県大村市は1日、国保けんこう課内に「新型コロナウイルス感染症対策室」を設置した。
 同課の三ケ島恵利子参事が室長を務め、職員5人、会計年度任用職員の看護師や事務職3人の体制。ワクチン接種のほか感染防止対策も担う。
 ワクチン接種に関しては今後、患者役の高齢者や実際のスタッフを集めた訓練も実施予定。三ケ島室長は「ワクチンに関してあらかじめ相談できるコーナーを会場内に用意するなど、より効率的でスムーズな接種ができるよう準備を進めたい」と話した。

© 株式会社長崎新聞社