国民・玉木代表 教え子にわいせつ問題で「教壇に戻らせるべきではないが、規制は簡単ではない」

玉木氏は既に対案を提出済み

教え子などにわいせつ行為をした教員の根絶が国会で議論されている。

自民党と公明党は「与党わいせつ教員根絶立法検討ワーキングチーム」を設け、生徒らにわいせつ行為をした教員を教壇に立たせないような法案を検討している。

国民民主党の玉木雄一郎代表が2日、ツイッターを更新し、わいせつ教員の問題について書かれた自身のブログ記事を紹介している。

すでに国民民主党はこの件に関連する法案の骨子案を提案済み。玉木氏はブログで「政治の動かし方には様々な方法があると思いますが、精度の高い対案を出すことも、その1つだと思います」とつづった。

子を持つ親なら生徒にわいせつ行為をするような教員には教育現場からいなくなってほしいはずだ。とはいえハードルは高い。「憲法が保障する職業選択の自由や個人情報保護との関係で、そうした規制が簡単ではないことも事実です」と玉木氏は指摘する。

その上で玉木氏は萩生田光一文科相との国会でのやり取りを引用。萩生田氏から「内閣としても努力をさせていただいています」と前向きな答弁を引き出している。

果たしてどうなるか。

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