巨人のドラ5・秋広はあの松井氏に匹敵!? 長嶋氏が送った「金言」の内容とは…

秋広(左)と話す長嶋氏(中)、(右)は原監督

〝超大型ルーキー〟よ、ゴジラに倣え! 巨人のドラフト5位ルーキー・秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が2日、東京ドームへ視察に訪れていた長嶋茂雄終身名誉監督(85)から「金言」を送られた。

プロ入り後初めてとなる東京ドームでの練習となった秋広は、様々な思いを胸にグラウンドで躍動。小学生だったころにはファンとして何度もスタンドに通い、中学時代にはシニア選抜チームの代表として実際にグラウンドでもプレーしたことからも「夢の場所。すごい新鮮」と話すほど、思い出深い球場だ。

フリー打撃では気合十分に快音を響かせると、後ろで見守っていた長嶋氏も思わず唸った。練習の合間には近くに呼び寄せ〝プライベートレッスン〟も実現。傍で見守っていた原監督は「非常に将来性が豊かだというところと、松井(秀喜氏)と対比されて『松井は体がしっかりできていたよ』と(伝えていた)。『君も体を使いなさい。バッティングそのもの、プレーそのものは劣っていない』というところもですね」と、秋広がミスターから送られた「金言」の内容を明かした。

球界を代表するレジェンドからの言葉に、秋広もただただ恐縮するばかりだった。「大先輩の大先輩。寮に王さんと長嶋さんの写真があって、やっぱ言葉じゃ表せないくらい凄い方なんだな、と」。3日からは開幕メンバー入りへの生き残りをかけたサバイバルレースが始まるが、ミスターからの心強い言葉を支えに「開幕一軍という目標へ向けてしっかりとしたアピールをしていきたい」と奮闘を誓った。

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