長崎大が出題ミス 「合否に影響なし」 2月実施の2次試験

 長崎大は2日、2月25日に実施した2次試験(一般選抜・前期日程)の教育学部学校教育教員養成課程「地理歴史・公民」の試験問題に二つの出題ミスがあったと発表した。
 同大によると「地理歴史・公民」は66人が受験。「日本史B」で、問題中の字句を「班田収授法」とすべきところを「班田収受法」と誤って記載した。「倫理、政治・経済」の大問1の解答が、大問5で参考とする年表中に記載されていた。同大は、採点で受験者の不利にならない措置を行うとし、「合否の判定には影響がない」と説明した。
 同26日、予備校から指摘があり、判明した。同大は「受験者、関係者にご心配とご迷惑をかけたことをおわびする。厳粛に受け止め、再発防止に努めたい」としている。

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