プロレスリングZERO1の“くどめ”こと工藤めぐみGM(51)が3日、ツイッターを更新。“不死鳥伝説”を残して5年前にこの世を去った新生FMW時代の“戦友”ハヤブサさん(江崎英治=享年47)を偲んだ。
邪道姫はハヤブサさんと笑顔のツーショット写真を投稿。「いつも笑わせてくれてた。そんな事を物語る写真ばかり出てくるよ。引退後も一緒にお仕事が出来て本当に良かった。楽しい思い出がいっぱい。ありがとう。不死鳥 ハヤブサ選手」と感謝の言葉を添えた。
また、ドラゴンゲートのドラゴン・キッドも、ツイッターで「もう生まれ変わってるかもしれませんが、これからもハヤブサさんと共に試合をしていきます…合掌」と、亡き先輩を追悼した。
ハヤブサさんは1991年、FMWでリングデビューを飾り、メキシコでの武者修行を経て変幻自在の空中殺法を進化させていく。だが、2001年、試合中に頚椎損傷の重傷を負い、リハビリ生活を余儀なくされる。
空中を華麗に舞う日々から一転、歩くこともままならない状況に置かれてもなお前を向き、不屈の闘志で人生に立ち向かった。俳優・歌手として活動の範囲を広げたが、惜しくも16年3月3日にくも膜下出血で亡くなった。
技のレパートリーが豊富で、打点の高さ、完成度の高さ、流れるような美しさは超一級品。加えてインディーズ特有の荒々しさ、激しさも備えており、唯一無二のファイトスタイルは多くのファンを魅了した。得意技フェニックス・スプラッシュは、その魂とともに後輩たちに引き継がれている。