メーガン妃が英王室職員2人を“虐待”か 広報官は反論「彼女がいじめの対象」

思わぬスキャンダルに見舞われたメーガン妃(ロイター)

世界の注目を集める7日のオプラ・ウィンフリーとの対談を前に、メーガン妃が〝在職中〟に少なくとも側近の女性2人に対し、いじめ行為を繰り返していたことが明るみに出た。王室関係者が英紙タイムズに告白した。

メーガン妃はヘンリー王子と2018年5月に結婚。ロンドンのケンジントン宮殿で暮らしていたが、同妃の側近への対応は「いじめとも言える精神的虐待やマインドコントロールだった」とある元職員が証言した。

同紙によると、側近の一人はメーガン妃に叱責されることになり「震えが止まらない」と同僚に漏らした。また、側近2人はいじめにより辞職に追いやられたとし、別の側近は同妃に個人攻撃を受け、侮辱されたという。

当時、ヘンリー王子夫妻の広報官だったジェイソン・ナフ氏は18年10月、一連のいじめについて、職員らの立場から報告書をまとめた。

同氏は「メーガン妃の側近2人に対するいじめ行為を非常に憂慮しています。特にX氏の扱いは容認できるものではありません」と前置き。

メーガン妃が常に誰かを従えているとして上で、「Y氏へのいじめは本人の自信を喪失させるもので、Y氏へのいじめについては目撃した人たちから次々と報告を受けている」と指摘。「何の対策も取られないことを危惧しています」と続けた。

タイムズ紙の取材に応じた王室関係者は「王室の上級職員らはその状況について、特に若い女性が涙するほどいじめられていたことを把握していた」と明かした。

だが「王室は常にメーガン妃を守ってきた。同妃が忌み嫌ったそのグレースーツの男たちは全部知っている。彼らは職員を守ることを何もしなかったからだ」と憤った。

一方、ヘンリー王子夫妻の広報担当者はメーガン妃がいじめ行為を繰り返したという証言を完全否定。同妃が「人格否定されたことに戸惑っている。特に彼女自身がいじめの対象だったからだ」とコメントした。

王子夫妻は人気トーク番組司会者オプラとのロングインタビューに応じ、その様子は米CBSの90分特番で放送される。

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