ディズニー最新作『ラーヤと龍の王国』公開間近! バラバラになった人々をつなぐ鍵とは―― 監督が思いを語る!

『ラーヤと龍の王国』©2021 Disney and its related entities

“龍の王国”を舞台に繰り広げられる少女ラーヤの戦いと成長を描く壮大なスペクタクル・ファンタジー『ラーヤと龍の王国』が、いよいよ2021年3月5日(金)より映画館Disney+プレミア アクセスにて同時公開される。

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ヒロインは、父を失い自分だけを信じ突き進んできた、“ひとりぼっち”の少女・ラーヤ。<龍の王国>クマンドラは、かつて平和なひとつの国だったが、邪悪な魔物によって人々が“信じあう心”を失い、バラバラになってしまう。

『ラーヤと龍の王国』©2021 Disney and its related entities

王国を救うため、<龍の石>の守護者一族の娘であるラーヤは相棒・トゥクトゥクと共に、かつて魔物を退けたという伝説の“最後の龍”シスーを見つけ出し、彼女の力を蘇らせようと旅に出る。

『ラーヤと龍の王国』©2021 Disney and its related entities

メガホンを取るのは、日本でも大ヒットし、アカデミー長編アニメーション賞を受賞した『ベイマックス』(2014年)のドン・ホール『ブラインドスポッティング』(2018年)のカルロス・ロペス・エストラーダの二人。製作は、『モアナと伝説の海』(2016年)のオスナット・シューラー『アナと雪の女王』シリーズ(2013年〜)のヒットメーカー、ピーター・デル・ヴェッコ

分断された現代の世界にリンクする“信じあう心”が物語のテーマに

『ラーヤと龍の王国』©2021 Disney and its related entities

最強のフィルムメイカーたちが集結した本作で、彼らがテーマに選んだのは、“信じあう心”だ。物語はバラバラになった国を舞台に進んでいくが、ドン・ホール監督は「かつて一つだった国が5つに分かれたという設定は、今日にとても通じる、“信頼”について語るのにぴったりだと感じたのさ。」と明かす。

『ラーヤと龍の王国』©2021 Disney and its related entities

奇しくも世界中の至る所が“分断”され、そのストーリーは現代ともリンクする内容だが、監督は「今の世の中を見てそうしようと決めたわけではない。自然にそう決まったんだ。」と説明。「制作作業を進めていくうちに、それはますます納得がいくテーマになっていったよ。」と語り、手ごたえを滲ませる。

『ラーヤと龍の王国』©2021 Disney and its related entities

さらに本作は、世界を変えるという使命のために戦い続けるラーヤの勇敢な姿はもちろん、仲間たちの存在や力強い言葉によって、少しずつ変化していく彼女の心の機微も見所の一つ。監督は、「ベーシックな設定は既にあり、そこにさまざまなキャラクターを登場させて、楽しい形でこの“信頼”というテーマを語りたいと僕らは思ったんだよ。それらのアンサンブルのキャラクターは、ちぐはぐ。それもまた僕の好きなことだ。」と、その魅力を語る。

すぐに人を信用してしまう天真爛漫なシスーをはじめ、孤独な実業家キッズ・ブーンや、盗っ人ベイビー・ノイ、強面だけれど仲間思いの戦士・トング……。そんな仲間たちとの出会いや旅を通して、魔法よりも“大切なもの”に気づき逞しく成長するラーヤの姿は、仲間との繋がりや交流が恋しく感じられる今だからこそ、私たちの心を熱し、共感を生む作品に仕上がっている。

今を懸命に生きる私たちの心に強く響く“温かなメッセージ”を、ぜひ劇場で受け取って欲しい!

『ラーヤと龍の王国』は、2021年3月5日(金)より映画館とDisney+プレミア アクセスにて同時公開。

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