“進撃の秋広”誕生! 巨人ドラ5の登場曲にスタンド沸く

第1打席で空振り三振に倒れる秋広

“進撃の秋広”が誕生だ! 巨人のドラフト5位ルーキー・秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が3日に、オープン戦初戦となったヤクルト戦(東京ドーム)に「8番・三塁」で先発出場。本拠地初出場となったこの日、初お披露目となった登場曲でスタンドを沸かせた。

記念すべき1打席目、秋広が打席へと向かうと、壮大なオペラ調のイントロがドーム内に反響。曲の正体は、人気アニメ「進撃の巨人」の主題歌でLinked Horizon「紅蓮の弓矢」だった。2メートルの身長を持つ自身の長身になぞらえた選曲だと思われ、ファンの間では驚きと共に笑顔も見られた。

2打席目以降は曲調が打って変わり、斉藤和義の「歌うたいのバラッド」を使用した秋広。10代の選手とは思えない“やや渋い”チョイスとなったが、SNS上では「世代違うだろうけどいいね」、「意外だけどナイス選曲!」など好評だった。

残念ながらこの日の結果は3打数無安の3三振と振るわなかったが「中学生の時以来の東京ドームでしたが、緊張することなく打席に立つことはできました。結果は出ませんでしたが、いただいたチャンスを無駄にしないためにも、早くプロの投手になれてチームに貢献したいです」と気合を入れなおした。開幕一軍に向けて、結果を残して“進撃”していくだけだ。

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