「亀岡」から着想アート 作家が滞在して創作 新型コロナ影響、規模縮小して開催

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「明智かめまる」をモチーフとし、親子連れの人気を集めた作品(亀岡市追分町・かめきたサンガ広場)

 アーティストが地域に一定期間滞在しながら創作活動を行う事業の報告展「大京都in亀岡」が、京都府亀岡市追分町のかめきたサンガ広場などで開かれた。開催最終日となる2月28日には、市の観光マスコットキャラクター「明智かめまる」のハウスなど、広場に点在する個性的な作品に大勢が見入った。

 府や市でつくる実行委の主催。東京や熊本などの計8組が2018年度に地域をリサーチし、昨年3月に亀岡市一帯で展覧会を行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となった。今回、展示規模を縮小して開催した。

 メイン会場の広場では「明智かめまる」をモチーフとした小屋が親子の人気を集めた。作家の東京芸術大大学院生、上川桂南恵さん(23)は「言葉を発せないものに注目した作品が多く、亀岡駅に降り立った時に初めて出会ったのがかめまるだった」と話した。

 ほかに、亀岡盆地が太古に深い湖だったことに着想を得た作品や、作家の制作風景をまとめた映像を中で視聴できるトラックなどもお目見えした。

作品制作の様子をまとめた映像を中で見られるようにしたトラック