居酒屋「とん八」渡部商産が倒産 業績悪化、ウイルス禍追い打ち

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 居酒屋「とん八」を営む渡部商産(新潟市西区)が新型コロナウイルスの影響で事業を停止し、新潟地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが3日、分かった。決定は2月17日付。負債総額は約5800万円。東京商工リサーチ新潟支店によると、新型ウイルス関連の倒産は県内13例目。

 同支店によると、渡部商産は1973年設立。一時は市内数カ所に「とん八」を出店し、スポーツ会場での臨時出店も行ったが、業績が悪化し、近年はJR新潟駅前の本店のみになっていた。

 さらに新型ウイルスによる打撃を受け、2020年7月期の売上高は4500万円で大幅な赤字を計上。回復の見通しが立たない中で資金繰りも限界に達し、店舗の営業を停止した。