【欧州サッカー】ハーランド争奪戦 最終候補の6クラブとは

ドルトムントのFWハーランド(ロイター)

ドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)の移籍先が6クラブに絞られたと、英紙「デーリー・ミラー」が報じた。

昨年1月のドルトムント加入後、公式戦45試合で43得点11アシストをマークしているハーランドについては、代理人のミノ・ライオラ氏が英メディアに「ハーランドを購入できるのは最大10のクラブだけで、そのうち4つは英国にある」と発言し、欧州ビッグクラブによる今夏の争奪戦が確実視されている。

同紙は、ドイツ紙「ビルト」の記事をベースに「ハーランド自身が将来何を望んでいるのかを明確に理解している現実的な候補は6クラブに絞り込まれている」と報道した。その上でイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティー、リバプール、スペイン1部レアル・マドリード、バルセロナ、イタリア1部ユベントスの6クラブが新天地の最終候補とした。

もっとも獲得に熱心だったイングランド・プレミアリーグのチェルシーは、オーナーのロマン・アブラヒモビッチ氏の大号令のもと、総額3億ユーロ(約387億円)の獲得資金を準備したと報道されていたが、同紙によると、ハーランドはリーグ優勝できる強豪チームを望んでいることから「チェルシーの立場に完全には納得していないと言われている」と伝えている。

今夏にドルトムントを退団する場合、ハーランドの移籍金は1億5000万ユーロ(約193億5000万円)と見込まれているが、シーズン終盤を迎えて各クラブの争奪戦も活発化しそうだ。

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