女子ゴルフの「ダイキンオーキッドレディス」初日(4日、沖縄・琉球GC=パー72)、19歳のルーキー西郷真央(大東建託)が7バーディー、1ボギーに加えて最終ホールのイーグルで64をマーク、8アンダーの首位発進を決めた。
オフにハードなトレーニングをして臨んだ昨年は開幕から2戦連続5位と好スタートを切ったものの、背中を痛めて失速。「今年は一気に筋肉をつけないように気をつけました」。多くても週2回、チューブを使ったトレーニングでじっくりと体を作ってきた。
ウエアのサイズは昨年の一時期に比べて、1サイズダウンしたが「芯に当たったときは20ヤードぐらい伸びたと思います」と飛距離はアップ。それが18番パー5のイーグルにもつながった。
昨年は無観客での試合が続いたため、プロとしてギャラリーの前でプレーしたのはこの日が初めて。「拍手やナイスバーディーという声で楽しくプレーできました。今日はプロらしいプレーができたので楽しんでもらえたと思います」。2日目以降もギャラリーを沸かせるプレーで今年の目標であるツアー初優勝へと突き進む。