アプリリアが2021年型RS-GPをお披露目。グレシーニ・レーシングとのコラボはラストイヤー/MotoGP

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 3月4日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは、アレイシ・エスパルガロとロレンツォ・サバドーリとともに2021年シーズンに使用するアプリリアRS-GPをお披露目した。

 サテライトチームを持たず1チーム体制のアプリリアは、ファクトリー仕様のアプリリアRS-GPをグレシーニ・レーシングに供給して2015年にMotoGPに復帰した。復帰後は表彰台を獲得していないが、トップ10フィニッシュを果たしている。

 そのため、エンジン開発が凍結される2021年も、アプリリアは唯一コンセッション(優遇措置)を受け、シーズン中のマシン開発が許可される。また、グレシーニ・レーシングは来季もMotoGPクラスに継続参戦するが、2022年からアプリリアではなく別メーカーのインディペンデントチームとして参戦するため、アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニとしての参戦はラストイヤーとなる。

2021MotoGP:アレイシ・エスパルガロ、ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)

 そんなアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは今季、アレイシ・エスパルガロとテストライダーを務めていたロレンツォ・サバドーリの布陣で最高峰クラスでの表彰台獲得に挑む。

2021MotoGP:アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)

 エスパルガロは2004年に125ccクラスでデビューを果たし、250ccクラスを経て2009年にMotoGPクラスに昇格したアプリリアで5年目のシーズンを戦うスペイン人ライダーだ。弟は今季からレプソル・ホンダ・チームに移籍したポル・エスパルガロとなる。

2021MotoGP:ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)

 また、昨年は終盤3戦に出場したサバドーリがチームメイトとなる。サバドーリは2008年から2010年まで125ccクラスに出場し、2011年からはスーパーストック1000やスーパーバイク世界選手権(SBK)でアプリリアのマシンを駆り活躍し、2019年はMotoEにエントリーした。

 昨年はアプリリアでMotoGPのテストライダーを務める傍ら、アプリリアRSV4 1100でイタリア選手権(CIV)のスーパーバイククラスに参戦して全4戦8レース中6勝を挙げチャンピオンに輝いている。

 2019年に体制が強化され、昨年は大型に改良したパッケージのRS-GPを公開した同チーム。発表された2021年型アプリリアRS-GPはさらに改良されており、カラーリングは伝統のブラックを基調とし、レッド、ホワイトを採用した。

2021MotoGP:アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニのアプリリアRS-GP 21
2021MotoGP:アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニのアプリリアRS-GP 21

 また、ウイングレットとフロントスクリーンには先日新型コロナウイルスが原因で亡くなったチームマネージャーのファウスト・グレシーニ氏を偲び、『Faust』の文字が入れられた。なお、スタジオショットは『Aprilia』の文字が入っている。