4日のドラゴンゲート後楽園ホール大会で、YAMATO(39)とKAI(37)の因縁対決が急展開を迎えた。
元パートナーであるKAIとは2月5日後楽園大会でタッグマッチで激突したが、試合後にシングルマッチを要求し、この日メインでの一騎打ちとなった。
セミの勝者、SB KENTo(21)をYAMATOが試合直後に襲撃し、不穏な雰囲気のまま開始のゴング。ドロップキックで先制したが、逆襲に出たKAIの金的攻撃、足4の字固めで劣勢となる。それでも起死回生の垂直落下式ブレーンバスターで再びペースを奪い、スリーパーで追い詰めていった。
最後は乱入した相手セコンドのKENTоにパイプイスで殴打されそうになるが、これがKAIに誤爆。その隙を突いて丸め込んだ。
試合後も怒りのYAMATOはKAIの首を絞め続け収拾不能に。そこで八木隆行本部長は2人を強制的に組ませ、KENTо、ドラゴン・キッド組と5月5日の愛知県体育館大会で金網タッグマッチを行うことを命じた。
試合は金網上の3本の旗を取り合う形式で、2本先取したチームが勝利となる。一方、敗れたチームはその場でシングルマッチを強いられ、敗者はマスクをはがされるか、髪を切られるという過酷なルールとなった。
YAMATOは「やってやるよ。その前に(KAIを)このリングで葬ってやる」と豪語するが、果たして2人の運命はいかに。