【新日本】小島はコブに屈しNJC初戦敗退「弱っちい俺には何一つ発言する権利がない」

コブ(右)のトラースキックを受ける小島

新日本プロレス4日の日本武道館大会で「NEW JAPAN CUP」が開幕。小島聡(50)がジェフ・コブ(38)に敗れ、無念の初戦敗退となった。

怪力を誇るコブに対しシャイニングウィザードを見舞っていった小島は、場外でも足へのラリアート、さらにエプロンでのDDTと猛攻を仕掛けていく。ツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)も阻止して左のラリアートを決めるなど主導権を渡さない。

豪快なラリアートの相打ちを制すると、小島は正調のラリアートで勝負を決めにかかる。ところが走り込んだところでカウンターのツアー・オブ・ジ・アイランドを浴びてしまい、痛恨の逆転負けを喫してしまった。

JC優勝者には4月4日両国国技館大会でIWGP世界ヘビー級王者・飯伏幸太(38)への挑戦権が与えられる。初戦でその夢を絶たれた小島は「IWGPヘビー級のベルトとインターコンチネンタルのベルトが統合されて一つになった。様々な意見がある中で、俺も思うところがいっぱいあって、それを言おうと思っていた。だけど負けた人間には何も言う資格がねえんだよ。いまの弱っちい俺には何一つ発言する権利がない。だからもっと強くなるしかねえんだよ」と無念さをにじませた。

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