レッズ・秋山がチームに再合流 夫人が事故に遭遇していた

レッズ・秋山

個人的な理由でアリゾナ州のキャンプ地を離れていたレッズの秋山翔吾外野手(32)が4日(日本時間5日)にチームに再合流した。練習前、オンライン会見に応じた秋山はチームを離脱した理由を「(自宅のある)シンシナティで妻が事故に遭いまして…。それが理由です」と説明。その上で「命には別条はなかったんですけど、何か所か大きめのけがをした。自動車事故ではありません」と続けた。

地元メディアは2月25日(同26日)にシンシナティ郊外にある公園を散歩していた女性が、突然倒れてきた木の下敷きになり、ヘリコプターで病院に救急搬送される事故を報じている。秋山は病院で夫人に付き添いながら、2人の子供の世話をしたそうで「必要な時間だった」と振り返った。

ベル監督からは7日(同8日)のジャイアンツとのオープン戦から出場するように伝えられたが、離脱中「オフにやっていたトレーニングを、家の中で」と最低限しかしておらず、不安はある。それでも「結果を出して、試合に出ることが家族に心配かけないことだと思う。ここから頑張っていきたい」と改めて定位置奪取を誓った。

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