長崎県宿泊 前月比4.3ポイント増 九経調 2月の稼働指数

 九州経済調査協会(九経調、福岡市)は4日、ホテルや旅館など宿泊施設の2月の稼働状況を示す指数を発表し、本県は41.6で前月比4.3ポイント上昇した。前年同月比では11.1ポイント低下した。
 九州は31.4(前月比6.0ポイント増)、全国は31.6(同6.9ポイント増)。前年同月比では九州13.9ポイント減、全国4.1ポイント減だった。
 指数が前月から上昇した理由について九経調は、宿泊需要は通常12~1月にかけて縮小し2月以降に拡大する傾向があるとして、季節的な要因を挙げた。ただ、新型コロナウイルスの影響で上昇幅は抑えられたとしている。
 宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトの空室データを基に、過去1年間で最も稼働状況が良い日を100として九経調が独自に算出している。

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