TEAM Red Bull MUGEN、2021年参戦体制と3月のオフ専用カラーを発表。ダンロップにスイッチ

　3月5日、スーパーGT GT500クラスに参戦するTEAM Red Bull MUGENは、2021年の参戦体制を発表した。すでに1月15日の時点で笹原右京と大湯都史樹のコンビは発表されているが、新たにダンロップタイヤを装着することを発表した。また、3月の公式テストで使用されるカーボンブラックのカラーリングの画像も公開した。

　GT500クラスにホンダNSX-GTで参戦するTEAM Red Bull MUGENは、2020年からレッドブルジャパンをパートナーとして迎え、国内外のモータースポーツ、さらに多くのスポーツシーンでもお馴染みであるレッドブルのカラーリングとなった。

　レッドブルカラー2年目となる2021年は、新たに笹原右京のパートナーとして、スーパーフォーミュラでも鮮烈なスピードをみせてきた大湯都史樹を起用するが、さらに大きな体制変更があった。2021年から、タイヤをダンロップにスイッチすることになったのだ。

　2020年はModulo NSX-GTが2回のポールポジション、さらに表彰台も獲得と素晴らしいスピードをみせてきたNSX-GTとダンロップの組み合わせが、2021年は2台に増えることになり、タイヤ開発等においてもプラスに働くはずだ。ダンロップが複数台GT500クラスに参戦するのは、NAKAJIMA RACINGとLEXUS TEAM SARDが使用していた2010年以来となる。

　また、3月6〜7日に行われる岡山公式テストを前に、オフシーズン専用のカーボンブラックのカラーリングもお披露目された。レッドブルのロゴをはじめ、ダンロップのロゴ以外はスポンサーロゴもすべてシルバーで彩られており、非常に精悍なものとなった。

　チーム体制は下記のとおりだ。