無許可・無登録で馬飼育、乗馬営業 鎌倉市の男を書類送検 「馬好きで、生活費稼ぎたかった」

乗馬体験の営業中とみられる鎌倉市内での様子(昨年4月、読者提供)

 許可なく馬を飼育し、無登録で乗馬体験を営業したとして、神奈川県警鎌倉署は5日、化製場法違反(無許可飼養)と動物愛護法違反(無登録営業)の疑いで、鎌倉市内の自営業の男性(56)を書類送検した。

 書類送検容疑は2020年1月31日から12月15日までの間、県知事の許可を受けず、同市常盤の小屋で馬数頭を飼育。同3月9日ごろには県知事への登録をせず、客2人に乗馬させるなどして1万6千円を受け取った、としている。男性は「馬が好きで生活費を稼ぎたかった」と容疑を認めているという。

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