<WTTコンテンダードーハ 2月28日~3月6日 カタール・ドーハ>
5日、WTTコンテンダードーハの女子ダブルス準決勝で、石川佳純(全農)/平野美宇(全農)ペアと早田ひな(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)ペアが対戦した。
日本ペア同士の対戦は、ともに東京五輪代表に内定している石川と平野のペアがゲームカウント3-1で勝利した。
石川・平野vs早田・木原
写真:木原美悠(写真左)・早田ひな/提供:ittfworld
五輪代表ペアの石川/平野に対して、組み慣れていないペアながらも安定した戦いを見せる早田/木原。また、Tリーグでは石川と木原が木下アビエル神奈川に所属、平野と早田が日本生命レッドエルフに所属と、木下アビエル&日本生命ペア同士の対決となった。
前陣での早い展開を得意とする石川/平野ペアに対し、変化の大きいサービスから1球1球威力のあるボールを打ち込む早田/木原ペア。対照的なペアリングの対戦は、第1ゲームのデュースを石川/平野ペアが奪うと、2ゲーム目はすかさず早田/木原ペアが奪い返した。
3ゲーム目、勢いに乗る早田/木原ペアに対し、石川が要所でサービスエースを奪うなど主導権を渡さず、11-7で石川/平野ペアに軍配。4ゲーム目は、序盤リードを許すもじわじわと追い上げ、そのまま逆転で石川/平野ペアが決勝進出を決めた。
女子ダブルス準決勝
〇石川佳純/平野美宇 3-1 早田ひな/木原美悠
14-12/5-11/11-7/11-8
文:ラリーズ編集部