球審がジェスチャーで伝えたソフトバンク・川原の〝異変〟

ベンチから出てきた川原の状態を確認しネット裏の関係者に伝える球審

【目撃】いったい何があったのか? オリックス―ソフトバンクの8回、場内アナウンスが流れてもソフトバンク・川原弘之投手(29)がなかなかグラウンドに姿を見せなかった。

ようやく登場したと思ったら、鼻に栓のようなものが入っている。試合後に工藤監督が明かしたところによると、登板直前に鼻血が垂れてきて、その処置のため登場が遅れたそうだ。確かに写真でも、球審が鼻を指差して何かを伝えようとしている。

それでもビシッと抑えていれば格好もついたのだろうが、先頭の安達を四球で歩かせ、二盗を許した揚げ句、佐野のボテボテのゴロを捕球しようとしたら捕手の甲斐と激突。ベンチで治療を受けてから気を取り直して打者に臨んだが、一死二、三塁から大城にスクイズを決められて失点まで。川原にとっては踏んだり蹴ったりの一日となってしまった。

(1日=京セラドーム大阪)

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