阪神 大山が粘って〝今季初〟の先制ソロ「うまく打つことできた」

今季“第1号”を放った大山

阪神・大山悠輔内野手(26)が、6日のソフトバンク戦に「4番・三塁」として先発出場。4回の第2打席に先制のソロアーチを左翼席へ叩き込んだ。

相手投手は開幕ローテ入りを確実にしている変則右腕の高橋礼(25)。フルカウントから粘り、10球目のシンカーを振りぬくと、美しい弧を描いた打球は無人のレフトスタンドへ。虎の4番を担う背番号3は「追い込まれた中でしっかり粘ることができましたし、その中でもうまく打つことができた」と充実感を漂わせた。

腰背部の張りもあり、2月末まで実戦出場を控えていた大山にとって、この一発が〝今季1号〟。虎打線の大黒柱は、ゆっくりと確実に状態を上げつつあるようだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社