楽天・田中将大、3戦連続失点も復帰後最多70球で6奪三振 OP戦初登板は4回2失点

楽天・田中将大【写真:宮脇広久】

2番手で3回から登板、最初の2イニングはパーフェクト投球

■中日 – 楽天(オープン戦・6日・バンテリンドーム)

楽天の田中将大投手が6日、復帰後初のオープン戦となる中日戦(バンテリンドーム)で4回から登板。3イニング目となった6回に3連打を浴びるなど4回3安打6奪三振1四球の2失点だった。

開幕投手に決まっている涌井が先発。2番手でマウンドに上がった田中将は高橋周と平田を2者連続で空振り三振に仕留め、続く滝野を難なく左飛に抑えて三者凡退に。5回は1死から根尾を二ゴロに仕留め、さらに2年連続最多安打の大島も左飛と磐石だった。ただ、6回は2死からビシエドに左中間を破る二塁打を許し、続く高橋周に中前の適時打を浴びた。

高橋周の代走で出場したドラフト6位ルーキーの三好が盗塁を試みていったんはアウトになるも、リプレー検証の結果セーフに。直後、平田に右翼線への適時二塁打を浴び、2失点目を喫した。7回は先頭に四球を与え、盗塁も許して無死二塁に。ただ後続は抑えて復帰後最多の70球を投げ切った。

開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦(楽天生命)での先発が決まってる田中将。2月は練習試合で2度登板し、柔らかいマウンドへの対応に苦慮するなど計5回を4失点という内容だった。ペナントレースの幕開けに向けて調整も本格化する中、徐々に結果も求められるようになる。(Full-Count編集部)

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