【チューリップ賞】メイケイエール&エリザベスタワーが同着Vも…鞍上はともに課題を口に

同着Vの武豊(左)と川田将雅

6日の阪神競馬場で行われた桜花賞の王道トライアル・第28回GⅠⅠチューリップ賞(3歳牝馬限定、芝外1600メートル)は、武豊騎手騎乗の単勝1・6倍(1番人気)メイケイエール(武英厩舎)と、川田将雅騎手騎乗の3番人気エリザベスタワー(高野厩舎)が同着V。3着の4番人気ストゥーティとともに、本番の優先出走権を獲得した。

これで35年連続JRA重賞Vとなったメイケイエールの武豊騎手は、道中かかり通しだったレースぶりに「勝つには勝ったけどいい勝ち方じゃない。抑えが利かず次へ向けて課題が大きくなってしまった」と思案顔。

一方、エリザベスタワーに騎乗していた川田騎手も「直線も走り切った感じがなかった。素質は高いけど、コントロールが難しい」。勝者二人とも辛口ジャッジだった。

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