福原愛さん 過去にインタビューで語っていた「夫」との夢

福原愛さん

2016年リオデジャネイロ五輪卓球台湾代表・江宏傑(32)との離婚の可能性が報じられている卓球女子の五輪2大会メダリストの福原愛さん(32)だが、「夫」と「子供」、そして「卓球」について語った過去のインタビューが注目を集めている。

2005年に発売された「月刊卓球王国」3月号別冊の「福原愛 LOVE ALL(ラブオール)」では前年のアテネ五輪後の04年9月に行ったインタビューを掲載。15歳で初出場した五輪で日本中の注目を集めたときの心境、4回戦で敗退した悔しさなどを話しているが、その中で将来の夢も明かしていた。

卓球ではない夢としては「栄養士になりたいです。(中略)私はアスリートは絶対育てられない、という変な自信がある(笑)。自分がどれだけつらいとか苦しいとかわかるから甘くなっちゃう。絶対無理。選手の愚痴を聞くとか、相談に乗ってあげるとか、マネージャーみたいなことがいい」と語りつつ、こう続けている。

「全日本(選手権)とかを卓球をやめたあとに見に行きたいんですよ。(中略)全日本みたいな大会で自分の子どもを連れて、親バカして、旦那さんの試合を応援しているのって、あこがれるんですよね」

福原さんはこの「夢」のとおり、今年1月に大阪で開催された卓球・全日本選手権を解説者として来場。ただ、そこに「夫」や「子ども」の姿はなかった。

インタビューではこんな話もしている。

「実現する夢しか言わないんですよ。夢は叶えるものだから。目標は軽く超えられるようなものにしておいて、夢は将来のあこがれのようなもの」

福原さんが思い描いていた幸せの形は実現できなかった。自らに不倫疑惑も浮上し、夢は幻に終わってしまいそうだ。

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