【弥生賞】ドゥラメンテ産駒タイトルホルダーが逃げ切って初重賞V 横山武「パワーとかすべてがいい」

弥生賞のゴール(左から1着タイトルホルダー、2着シュネルマイスター、3着ダノンザキッド)

7日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアル(3着まで優先出走権)の第58回GⅠⅠ弥生賞ディープインパクト記念(3歳、芝内2000メートル)は、横山武史騎手騎乗の4番人気タイトルホルダー(牡・栗田厩舎)がマイペースの逃げから、そのまま押し切って自身&ドゥラメンテ産駒のJRA重賞初勝ちを決めた。2着は2番人気のシュネルマイスター、1番人気のダノンザキッドは3着に敗れた。

鞍上の横山武騎手は「調教の時からいい馬だという感触がありました。スタートもすごく速い馬ですし、こういう(逃げる)形はイメージしていました」と確信の逃げ切りVだったことを打ち明けた。

2歳王者ダノンザキッドを負かしたことについては「本番はこれからですし…。ちょっとその質問は難しいですね」と言葉を濁しながらも「まだこの馬のすべてを把握しているわけではないですが、すごく乗りやすいですし、パワーとかすべてがいいです」と称賛した。

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