【森保ジャパン】3・25日韓戦どうなる? 韓国ではすでに〝フィーバー〟状態 

森保監督

10年ぶりとなる日韓戦の実現に向けて韓国が大きな盛り上がりを見せている。

韓国メディアは3月の国際Aマッチデー期間に日本代表と韓国代表による日韓戦の開催が検討されていると報じており、森保ジャパンのカタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(日産)が延期された25日が有力視されている。

日本サッカー協会の反町康治技術委員長(56)は4日に韓国メディアの報道について「それはノーコメント」と言及を避けたが、韓国ではすでに〝日韓戦フィーバー〟が起きている。

東アジアE―1選手権などでは近年も対戦している両国だが、フルメンバーを招集できる国際Aマッチデーでの対戦は2011年8月の国際親善試合以来となる。

ライバル同士による久しぶりのガチンコ対決だけに、韓国メディア「文化ニュース」は「永遠の宿敵である韓国と日本の間の親善試合は、明らかに両国に大きな利点をもたらしてくれるだろう。選手たちは久しぶりに実戦感覚を身につけてW杯予選に備えることができる機会になる。サッカーファンは久しぶりに韓日戦に直接触れて熱狂し、日韓両国の政治・外交分野にも肯定的な影響が予想される」と報道。政治分野での対立などで日韓両国の関係がすっかり冷え込んでいる中、日韓関係を修復するキッカケになると大きな期待を寄せているのだ。

韓国世論は日韓戦の実現に向けて日に日に盛り上がりを見せており「見逃せない重要な機会になる」と同メディア。実現へ向けて新型コロナ禍での感染対策措置がハードルとなっているが「サッカー協会は防疫当局と一緒に自己隔離の免除や、防疫手続きの簡素化などを議論している。どのように解決するかで韓日戦の成否がかかっている」と指摘。日本サッカー協会と韓国サッカ―協会が協力して、両国政府に各種措置の緩和を求めている状況を報じた。

韓国側は日韓戦の実現に熱い期待を寄せているが、果たしてどうなるのか注目が集まる。

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