PAOK史上最高外国人OBが香川を終盤戦のキーマンに指名

香川真司(ロイター)

ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(31)をクラブのレジェンドが今後の戦いのキーマンに指名した。

3日(日本時間4日)に行われたギリシャカップ準々決勝第2戦のラミア戦で加入後初先発を果たしていきなり初アシストをマークする活躍を見せた香川。今後はリーグ戦終盤、さらに順位決定プレーオフやギリシャカップの優勝へ向けて重要な試合が続いていくが「PAOK史上最高の外国人選手」として知られるブラジル出身のリノ・アウベス氏(43)が香川の活躍に期待を寄せた。

ギリシャ紙「メトロスポーツ」によるとアウベス氏は「勝利をもたらすことができる非常に優れたチームであると信じている」とチームの現状に太鼓判を押したうえで、今後のキーマンとして「MFアムル・ワルダ、DFビエイリーニャ、香川を選ぶ。彼らは違いを生むことができる。特に後者2人は素晴らしい経験をしている」と指摘。

香川とビエイリーニャはともに欧州で大舞台を経験しており、実力と実績が今後の激戦で必ずチームのプラスになるというわけだ。

まずは7日(日本時間8日)にアリスとの〝テッサロニキダービー〟に臨む香川。シーズン終盤のしびれる舞台で真価を発揮できるか注目が集まる。

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